ある夏の思い出

2002年9月21日
3連休、暇なので(爆)

今まで温めていた、昔のネタを一つ。

忘れもしない夏の日の午後。

この日は休日で、TVで野球のデーゲームを見ながらくつろいでいました。

やがて玄関のベルが鳴っているのに気付く。

「こんにちは、浜野(仮名)です。」

浜野さん(仮名)・・・小・中学校で何度か同じクラスだった女の子。自宅が結構近く、今も偶に会社の帰りに会うので、その時には世間話などをする間柄。

その浜野さんが家に来た事に、正直驚いた。何の用だろう。。。

「ちょっと、話があるんだけど、いい?」

「いいよ、今開けるから。」

玄関のドアを開く。浜野さんが少し微笑を浮かべながら立っていた。

「ごめんね、突然家まで来て。今時間とか大丈夫?」

「いいよ、どうした?。」

「しのりー君にどうしても逢いたいっていう人がいて、会ってほしいんだけど。」

思いもよらない言葉に、かなり動揺する自分。

すると階段の影から、もう1人の女の子が姿を見せた。

「こんにちは。大石(仮名)です。しのりー君と同じ学校だったんだけど、覚えてる?」

「・・・・・。」

言葉を失ってしまった。昔の記憶をたどってはみたものの、申し訳ないことにまったく見当がつかなかった。

「私はしのりー君のこと覚えてるよ。そっかー、悲しいなぁ。」

ドキっとした。

『告白』

瞬間にそう思った。

「・・・・・。」

しばらくの沈黙の後、大石さんが、おもむろに口を開く。

「私、今すごく応援してる人がいるんだけど、しのりー君もぜひ一緒に応援してほしくて。」

えっ、応援・・・!?

「○○党の○○さんが今、立候補してるの知ってる? 私、あの人の考え方にすごく共感して(以下延々と続く)」


選挙かよ!!(フォント最大でお願いします。)


その後、彼女は10分程、○○候補について熱く語って、帰って行きました。

・・・あの時ほど泣きたい気持ちになったことはありません。


以上、自分にとって数少ない恋愛ネタでした。(ダメじゃん)

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